ふとももの前面だけが太くなる原因とは?
ふとももの前面を細くするためには、
“なぜふとももの前面だけが太くなるのか”という原因を理解する必要があります。遠回りに感じますが、原因がわからなければ改善する方法もわからないからですね。
ではふとももの前面だけが太くなる原因は何なのでしょうか?最大の原因は、
「身体の重心を前に置いた姿勢(立ち方)」です。ふとももの前面が太いと悩んでいる方は、立っているとき、猫背になってお腹を前につき出したような姿勢になっていないでしょうか?
ちょっとでも心当たりのある人は、壁を背にして立ってみてください。かかと・お尻・背中・頭の4点が壁にぴったりとつくのが正しい姿勢。普段通りの姿勢で立ってみて、頭や背中がつかないのであれば、身体の重心が前に偏ってしまっているということです。
このような姿勢を続けていると、ふとももの前面に余計な負荷がかかってしまいます。
結果的に、ふとももの前面の筋肉だけが不自然に発達し、ふとももの前面だけがモコッと太くなってしまうんですね。
さらに不自然に負荷のかかった筋肉は凝り固まりやすいのが問題です。その凝り固まった筋肉が血管やリンパ管を圧迫し、むくみを引き起こしていることも…。不必要な水分や老廃物をため込んで、余計に脚を太くしているかもしれません。
姿勢は習慣的なものなので、自覚はしている人はほとんどいないと思います。気が付かないうちにクセになってしまっているのが怖いですよね。でも原因がわかれば、問題を解決することはそれほど難しいことではありません。
ふとももの前面を細くする方法
■POINT1.正しい姿勢を意識する
ふとももの前面が太くなる最大の原因は、身体の重心を前に置いた姿勢(立ち方)でしたね。ということは、ふとももの前面を細くするには、身体の重心を中心に置いた正しい姿勢(立ち方)に改善すること。根本的な解決方法はこれしかありません。
まずは正しい姿勢で立つことを意識しましょう。先ほど書いた壁に背中をつけた立ち方を常に心がけます。ポイントは"バンザイのポーズ"です。両手を真上に上げてバンザイをすると自然にお腹が伸びますよね。その姿勢をイメージしてお腹を伸ばすようにするとわかりやすいと思います。
お腹を前につき出したような姿勢をずっと続けていた方は、正しい姿勢を保つための筋肉が弱っています。姿勢を改善するのは、最初はかなり苦痛に感じると思います。
ただ私の経験的に姿勢改善で苦痛に感じるのは最初の2~3週間。そのくらいするとある程度自然に正しい姿勢が身に付きます。その後は1週間に1回程度チェックするだけでよくなるので、短期集中で頑張りましょう。
■POINT2.ストレッチ・リンパマッサージ
先ほども書いたように、既にふとももの前面が太くなってしまっている方は、その部分の筋肉が凝り固まってしまっていることが多いです。その凝り固まった筋肉が不必要な水分や老廃物を詰まらせる可能性があるんでしたね。
そこで姿勢改善と合わせて取り組んでもらいたいのが、"ストレッチ"と"リンパマッサージ"です。ストレッチでモコッと凝り固まった筋肉をほぐし、リンパマッサージで不必要な水分や老廃物を押し流しましょう。
ふとももの前面を細くする根本的な解決方法は、あくまで正しい姿勢を身につけることです。ただストレッチとリンパマッサージも一緒に行うことで、より短期間で効果が実感できます。
ストレッチとリンパマッサージについては、このブログでも解説しているのでぜひ参考にしてみてください。また、スリムレッグラボなどの教材で正しい方法を学ぶのもおすすめです。
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