日本人女性が下半身太りしやすい理由として、パッと思いつくのが「遺伝」ですね。
「そもそも元から骨格や体質が外国人とは違うのでは??」と思う人も多いでしょう。確かにそれもあるんですが、もっと大きな理由がありました。
「床に座る習慣」
これが日本人女性が下半身太りしやすい最大の理由です。外国、特に欧米ではイスに座る生活が基本で、日常生活で床に座ることはほとんどありません。
一方、日本では洋式の文化を取り入れたとはいっても、まだまだ床に座る習慣は残っていますよね。居間でくつろいだり、ご飯を食べるときなど、生活の中心となっているのは、イスではなく床(絨毯など)という家庭も多いハズです。
なぜ床に座る習慣がよくないのか??それは
床に座る習慣が脚のゆがみにつながるからです。そして、脚のゆがみが下半身太りを引き起こします。
95%を超える日本人女性の脚がゆがんでいる?
日本人女性の約8割以上がO脚だという事実を知っていますか??実は日本人女性はO脚ではない人のほうが珍しいくらいなんですね。X脚やXO脚の人も合わせると、95%を超える日本人女性の脚がゆがんでいるそうです。
「私の脚はまっすぐにそろっている」という人もいるかもしれません。でも靴底の減り具合が均等でなかったり、両脚をピッタリとそろえた状態でしゃがみこめ ない人は、いわゆる
「隠れO脚・X脚」の可能性が高いです。また、ただ単に脚が太くてまっすぐに見えているだけというケースも少なくありません。
そして、その脚のゆがみを作っているのは、主に床に座る習慣なんですね。横座り、ぺったんこ座り、あぐら、体育座りなど。基本的に和式の座り方はよくありません。和式の座り方は骨盤、股関節、ひざ、足首を大きくゆがませます。
脚がゆがむとどうなるのでしょうか??まず血流やリンパの流れが悪くなるため、むくみや冷え性になりやすくなります。カラダから出た老廃物・毒素や余分な脂肪も下半身にたまりやすくなります。さらに一部の筋肉ばかりを使うことになるので、筋肉が不自然な形でつくことに…。
本当にいいことは1つもないですよね。
残念なことに、日本人の床に座る習慣が脚のゆがみを引き起こし、そして脚のゆがみが下半身太りしやすい体質を作ってしまっているのです。
脚のゆがみを予防・改善する正しい床座りの方法
ここまで「床に座る習慣」が脚痩せにはよくないということをお伝えしてきました。ですから、脚痩せしたい人はできればイスを使う生活に変えることをおすすめします。
ただいきなり生活をガラッと切り替えるのは難しいですし、日常生活以外で床すわりしなければならないこともあると思います。そこで脚の歪みを予防・改善する正しい床座りの方法を紹介します。
まず床に座る場合は、脚を伸ばして座りましょう。このとき、両脚をぴったりそろえて、つま先が真上を向いた状態にするのがポイントです。
脚を伸ばせない場合は正座がおすすめです。和式の座り方の中でも、よっぽど長時間出ない限りは、正座は脚をゆがませません。正座ではつま先とかかとをそろえ、お尻にキュッと力を入れて座りましょう。
座り方を意識すれば、あなたの脚は少しずつ確実にまっすぐ細長い美脚に変わっていきます。
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